5月30日(日) 小早川 智 先生に様々なワクチンの仕組みと免疫機能、腸内環境と免疫機能についてお話して頂きました!
哺乳類の初期発生やがん細胞の研究をされいていた、小早川先生の情報量の多さに、ただただ感動!そして、すごく勉強になりました!
衝撃その①
※注射のワクチンでは、ウイルスの感染を防げない!
これは、どういうことかと言いますと、ウイルスや身体に侵入してくるとき、鼻や口からが、ほとんどです!
注射によるワクチンという異物を体内に入れるという事は、通常のルートではないという事です!
つくられる抗体も違っています!
・鼻や上気道などの粘膜に抗体が出来る物が、IgA抗体になります!
・注射は、血中に抗体ができるので、IgG抗体がつくられます!
鼻には優秀なフィルターがあり、まず、そこで、大きな異物を防ぎます!
口に入ってきた場合、明らかに大きい異物は、吐き出します。
ウイルスや細菌の様な目にみえないほど小さいものに対しては、本来備わっている身体の免疫機能が対応していきます!
口から侵入したもののほとんどは、好中球・NK細胞・マクロファージが最前線で頑張ります!
こうしてできる免疫(自然免疫)が IgA抗体 というものです。
・好中球
・NK細胞
・マクロファージ
で対応しきれなくなってくると、樹状細胞というのが情報を受けとり、リンパ節へ移動しリンパ球(T細胞、B細胞)に抗原を教えます。
T細胞 ➡ 細胞性免疫
B細胞 ➡ 抗体を生成・体液性免疫
こちらが獲得免疫 = IgG抗体 という事です
そして、腸管(小腸)には免疫細胞の約70%が集中しており、腸内に入ってきたものが無害か、有害かを判断し、有害なものは、免疫細胞が攻撃します。
これが故に、腸内環境が乱れると、免疫力が低下する事に繋がるわけです!
人の免疫機能の、第一関門は、粘膜免疫システムが働いている!
つまりIgA抗体が働いている!
感染を防ぐのに最前線で働いている!
その次にIgG抗体が働いている! という事です!
◆まとめ◆
ワクチン注射によってIgG抗体ができても、IgA抗体の存在が無ければ、最前線で感染を防ぐことには、繋がらないという事です。
本日は、この辺にて…
最後までお読みいただきありがとうございました!
衝撃その②では、あかちゃんの免疫について書いていこうと思います!
⇩
こちら です!
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